30代の後半に差し掛かった頃、オンライン会議の画面に映る自分の顔を見て愕然としました。そこには、睡眠時間は足りているはずなのに、ひどく疲れ切り、実年齢より5歳は老けて見える男がいたからです。原因は明らかで、目の下にあるボコッとした脂肪の膨らみと、その下に深く刻まれた影、いわゆるクマでした。これがきっかけで、僕は本気でクマ取り治療を検討し始めました。インターネットで検索を重ね、複数のクリニックを回った結果、最終的に僕が支払った総額は42万8000円でした。内訳は、経結膜脱脂術が25万円、微細脂肪注入が12万円、静脈麻酔代が4万円、そして初診料や薬代が数千円といった内容です。最初は脱脂だけで安く済ませようと考えていましたが、カウンセリングで医師から、僕の場合は脂肪を取るだけだと影が窪みとして残り、かえって不健康に見えるリスクがあると論理的に説明され、脂肪注入の併用を決意しました。40万円を超える出費は正直痛かったですが、10年後の自分への投資だと自分に言い聞かせました。手術当日は静脈麻酔のおかげで、眠っている間に1時間足らずで終了しました。術後1週間は腫れと内出血があり、サングラスなしでは外出できない状態でしたが、2週間経つ頃には内出血も消え、1ヶ月後には驚くほどの変化が現れました。鏡を見るたびに憂鬱だったあの影が完全に消え、目元がスッキリと明るくなったのです。周囲の同僚からは、何か良いことがあったのか、あるいは体調が良さそうだと声をかけられることが増えました。見た目が変わったことで自分に自信が持てるようになり、仕事でのプレゼンテーションや交渉の場でも、堂々と相手の目を見て話せるようになったのが最大の収穫です。この42万8000円という金額をどう捉えるかは人それぞれですが、毎朝コンシーラーでクマを隠す手間や、自分の顔を見て落ち込むストレスから解放されたことを考えれば、僕にとっては1円の無駄もない最高の買い物でした。男性が美容整形をすることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、クマ取りに関しては、自分のパフォーマンスを最大限に引き出すためのメンテナンスだと考えています。もし迷っている人がいるなら、まずは予算を明確にした上で、信頼できる医師に相談してみることを強くお勧めします。
僕が目の下のクマ取りに投じた総額と変化の記録